I・Gさん
まだ喪失体験による哀しみが癒えてない時期で受講するか悩みましたが、思い切って受講しました。結果的に、自分のグリーフを客観的に捉えることができたことから、生きる希望を与えてくれました。
A・Fさん
誰かの役に立ちたいと思ったことが受講のきっかけでしたが、毎回、新たな発見があり、私自身のグリーフの解消になっている事に気づきました。
K・Oさん
グリーフケア講座を通して、本当の『愛』を学びました。グリーフのみならず、普段の生活にも活かしていこうと思います。そのためには、先ずは自分がありのままの自分を受け入れ、本当の幸せに気づく事が大事なのかも知れませんね。
M・Nさん
介護施設で認知症のご利用者様が多くいらっしゃり、もっと良い関わりが出来たらと思い受講しました。グリーフケアの視点から見た世界はとても新鮮で、気づきが沢山ありました。視野が広がったような、これまで見えていなかった(たぶん自分の弱さから、向き合うことに恐れがあり、見てこなかったのだと思いますが、その部分に向き合えたことで)深い内面にフォーカスを当てられる自分になり、今までの価値観がガラリと変わりました。ご利用者様との関係性を深めるのに非常に役立っています。これまで自分にはこの仕事が合わない、自分のような人間では寄り添うことは難しいと、何度も挫折しかけていましたが、人と人との繋がりは、何らかの地位や立場である必要も、立派な人である必要もなく、肩を並べられる対等な立場で、お互いの弱さを認めあって、わかりあうことなんだと思いました。ただただわかってくれる人がそばにいることが心の支えになるのだと気づかされました。本当はこんな介護士にずっとなりたかったんだと思います。でもなれなくて、ずっと苦しんできたんだと思いました。そんな自分を、今は認めてあげられることが本当に幸せです。ありがとうございました。
M・Fさん
職場の同僚から紹介してもらい、グリーフケア講座を受講させていただきました。これまで亡くなった患者さんのご家族に、どう声をかけたらいいのかをとても悩んでいました。訪問看護をしているので、患者さんのご自宅へは一人で伺うことが多いですし、相談できる相手が近くにおらず、対応に迫られることにプレッシャーを感じる日々でした。今回講座を受講できて有り難かったのは、講師の方が20年以上臨床の現場で務めておられた看護師さんだったことでした。また訪問看護にも携わっておられたとお聞きして、とても親近感がわきました。特に楽しかったのは「こんな時どうする?」の問いかけから始まり、参加者の皆さんと対話しながら理解を深め、実際の対応をお聞きして、どんなことに注意を払う必要があるのか等、状況を想像しながら答えを生み出していく過程は、実践力を養う力になり、大変興味深く勉強になりました。日々仕事で悩んできたことも相談に乗っていただけたことで、複雑化していた自分の頭が整理され、光が差したように思います。何から何まで丁寧なご指導を本当にありがとうございました。これからは看取りのときに、ご家族にしっかりと配慮できるような看護師になりたいと思います。
K・Nさん
家には我が子同然に大切にしている愛犬3匹、愛猫2匹がいます。家に来て13年目になる子が数年前から病気を患っており、現在は自宅で介護をしています。日に日にお別れの時期が迫ってきているのを感じ、残された時間をどのように過ごしたら良いか、この子の為に何が出来るのか、お別れをすることを想像すると耐えられなくなるので、今から必要な知識や情報を得ておきたいと講座を受講しました。参加して本当に良かったです。失ってからではなく、今この瞬間にもグリーフは存在しており、死別の哀しみだけではなく心身に起きている様々な反応を理解しました。また彼らが我が家に来てくれた縁というものも感じられ、この世限りではない何か深い絆のようなものを感じられました。一緒に参加されていた方の中にはペットロスを経験された方もいて、当事者同士の交流によって、気持ちをわかちあう時間の大切さも実感しました。動物たちに言葉にして想いを伝えたり、気持ちを理解することは難しくとも、肌の触れ合い、心の触れ合いの中で感じられる温もりは、何よりも互いの安心感に繋がることを知りました。残された時間があとどれだけあるかわかりませんが、安心して旅立てるようにしてやりたいです。
L・Sさん
講座を受講したことで、自分の中にあるグリーフに対しても深く向き合う時間になりました。また、受講を進めていく中で、過去にグリーフを抱えた家族や友人、周りの人に自分がかけてきた言葉が頭をよぎり、知らず知らずのうちに相手を傷つけていたのかもしれないことにも気づかされました。今後、同じことを繰り返さない為にも必要な学びでした。今回の講座を受講させていただけたことで「寄り添い」に対する深い理解を得て、これからはきっと今よりももっと優しい自分になれる気がします。大切な人を大切にすることのできる力をつけた、学びと成長の機会でした。ありがとうございました。
M・Aさん
普段は大学で心理学を学んでいるのですが、グリーフケア講座はその学びの実践版だと感じました。数々のエピソード、そして実際の関わりのリアルな臨場感を味わうことが出来たのが非常に良かったです。頭で理解するのと実際とでは格段に差があるなぁと感じ、大変勉強になりました。学んだことを活かしていけるように、学びと実践の両輪で頑張っていきたいと思います。
H・Sさん
葬儀の現場で働く私にとって、グリーフケアを学ぶことで普段の仕事に何か活かせないかと思い、受講しました。ご遺族の方がどのようなことを感じられておられるか、その時々での心の動き、何を求めておられるか、どのような関わりや寄り添い、心のケアが大切なのか、とても学びになりました。ご遺族の方々の心情というのは、とても繊細であることがあらためてよく分かりました。一つひとつの事例や課題に対して、参加者同士で意見を述べ合ったりしましたが、様々な意見が出て、新しい観点を得ることもできました。ご遺族に接する仕事をする中で、どういった心情でおられるのか、自分に何ができて、何をしてはいけないのか、ずっと考え続けていくことが大切なことだと感じました。講座で学んだことを心に留めて、これからの仕事に活かしていきます。
A・Yさん
今まで感じていた生きづらさは「死」に対して正面から向かい合えていなかったことが原因かもしれないと思いました。グリーフケアは、義務教育の道徳の時間に取り入れるべき内容だと思います。
S・Oさん
講師の方々がお話ししてくださって色々な方の体験談が涙涙でした。講師の方自身の体験談も涙が溢れました。
Y・Kさん
「今、自分の命がこの世にあるということは、この世でやり残したこと、まだやるべきことがあって生かされているということです」という言葉が心に響きました。
Y・Wさん
親友が親を亡くしてから精神的にかなり落ちてしまい、どうしたらいいのかわからずネットで検索していたら、こちらの学校に辿り着きました。自分は親を亡くしてはいないので、自分には相手の気持ちを理解することは難しいと思っていましたが、講座を受けて、親友が今何を感じ、どんな気持ちで日々を過ごしているのかを間接的かもしれませんが理解できました。親を亡くした親友の気持ちを疑似体験できる災害のワークは涙が止まらず、本当に辛い体験なんだと身に染みて感じられて、親友が孤独を感じないように、もっと心の近くに自分を感じてもらえるようにこれからはしていけるような気がします。ありがとうございました!
H・Uさん
動物病院で働いていて、一年に一回の健康診断や予防接種に来られる飼い主様、わんちゃんや猫ちゃんたちとの関わりが、長い方だと10年以上にもなりますが、わんちゃんや猫ちゃんたちが亡くなったという話を電話で飼い主様から聞く機会があります。そんな時、私はどう声をかけたらいいのか、どんな言葉をかけることが正解なのだろうか、いつも悩んでいました。そんな時にグリーフケアというものがあると知り、思い切って講座に申し込みました。本当に受講して良かったと思いました。私の探していた答えが見つかったと思いました。気の利いたことを言おうとするのではなく、相手もそんなことを期待しているのでもなくて、ただただ、飼い主様の想いに耳を傾け、心を寄せて、共に在ることなのだと感じました。哀しいときは一緒に泣いてもいいし、ワンちゃんや猫ちゃんたちのために一緒に泣いて、哀しみをわかちあって、愛おしむ時間を共にすることが、飼い主様の心を癒していくのだと知りました。それ以降、飼い主様からのご連絡に怯えたり緊張することはなくなり、病院でもペットロスになられた飼い主様のためのグリーフケアを始めました。寄り添いの基本、とても大切なことを教わりました。本当にありがとうございました。
K・Aさん
長年、教師をしてきて、死別経験を持つ生徒たちと接する際に、もっと良い接し方があったのではないか、どう声をかければよかっただろうか、と悩むことがありました。同僚の中には、家庭の問題であるため教師や学校が関わることでない、という意見を持つ方もいます。でも、グリーフケア講座を学ばせていただき、親を亡くした子どもたちの哀しみにはどういったものがあり、また発達段階や年齢によってもその表れは様々で、とても勉強になりました。人生の中で、誰しも死別などの哀しみを抱えるときが来ます。学校の授業の中でもグリーフケアについて学んでおくことは、教師にとっても生徒同士にとっても大切であると思いました。
I・Gさん
講義の時間があっという間でした。リアルな事例は聞いていて胸が痛みましたが、現実に起きていることを知り、グリーフケアとその必要性をあらためて理解する機会となりました。
A・Fさん
初めての参加だったので、ついていけるのかなと少し不安がありましたが、大丈夫だったのでほっとしました。理論だけではなく、運営側の皆さんの体験など貴重なお話を聞くことができました。グリーフケアの視点を持って見つめ直せば、仕事でもプライベートでも、今までと違ってくることがありそうです。
K・Cさん
具体的な事例などのお話を聞かせていただくと、自分が気づかなかったことや知らなかったことがたくさん出てきて短い時間の中に大切なことが詰まっている時間だと思います。
I・Gさん
正直、自分のような者が参加してもいいのか、迷いがありました。実際参加してみて、他者への寄り添い方には色んな形があることを学ぶことができたと思います。実は、私は苦い経験を通して、人が怖いという気持ちが少しあります。でも世の中にはこんな優しい人たちがいるんだなあと感じました。参加者の方々もとても温かい方々で、安心・安全な場所を実感できました。
A・Fさん
日頃の法事や葬儀などで出会うご遺族や檀家さんたちに、僧侶という立場から、もっとよい関わりや言葉掛けができないかと、日々考えておりました。古来からの仏教の教えの中にある教えと現代のグリーフケアの力を掛け合わせれば、新たな発見があるかもしれないと思い、受講いたしました。講座の中で事例として示していただいた、それぞれ異なる死生観を持つ方々に対する関わりや寄り添いの深さには驚きました。そして、人間とは本来どのようなものであるかを事例や体験談などを伴ってしっかりと言語化されていることに、宗教者でありながら大変学びになりました。こちらでの学びを、日々実践していきたいと存じます。
K・Nさん
流産・死産などの周産期喪失(ペリネイタルロス)に対するケアについて、深い学びを得られました。助産院で働いている中で、当事者である親の悲しみ、苦しみ、心の痛みは、周囲からなかなか理解されにくいものだということ、また、母親と父親で、グリーフの表出の仕方が異なったり、それぞれの哀しみを十分理解できないことで、その後の夫婦関係に大きな影響を及ぼすことを学び、これまで見てきた様々なケースにおける理由はその背景がよく分かりました。退院後も継続してサポートできるような関わりをしていきたいと思います。
K・Nさん
いつか私もこの辛く苦しい日々から抜け出せたら、今度は誰かの役に立つ人間になりたいと思いました。将来的には私もグリーフカフェなどにスタッフとして参加したり、運営に携わりたい。
E・Mさん
「死」は縁起でもない、怖いもの、向かい合うものではない、避けて通るものという風潮がまだまだ強い中、こうしたグリーフケアの知識は、死を迎える前、身近な死を経験する前に心構えとして知り、準備しておけば、心への負担は軽くなると思います。世の中の人にもっと知ってほしいと思います。
Y・Tさん
説明がとてもわかりやすく、教科書では学べない実例を用いながらの講義はとても勉強になりました。私自身の将来の活動に役立てていきたいです。
2024年は東京都町田市にて、対面でのグリーフケア講座を開催して参りました。対面でのグリーフケア講座は、毎回ほぼ満席となり、非常に関心をお持ちの方が多い印象でした。
ご参加されたみなさまの温かなお人柄にも救われ、参加者同士が学びを深めるとてもいい空間を作り出してくださいました。対面ならではの臨場感や会話のしやすさ等もありますので、
今後も引き続き行ってまいりますが、2025年より、いよいよオンラインでのグリーフケア講座もスタートいたします。たくさんのみなさまのご参加を心よりお待ちしております!