長年、現場で培ってきた様々な事例等を基にした講座での学びは、学問的な知識だけではなく、現場で実践・応用ができる力を参加者同士のトレーニング等を通して身につけることができます。
現場での豊富な経験による事例だけでなく、心理学、世界4大宗教、哲学、スピリチュアルリズム、量子力学を含む科学、それらの総合的な観点から、これまで曖昧にされてきた死生観などの概念についても明確にしています。欧米諸国、東南アジア、アフリカなど、実際に現地に赴き、体感覚を以って習得してきた経験も含め、初心者の方にも無理なく、先進的かつ総合的な知見が得られます。
受講者ご自身が抱えていたグリーフに対して客観的に見ることができたり、哀しみや苦しみを癒したり、和らげる時間にもなるよう、カリキュラムを構成しています。それにより、自らの生き方や価値観を問い直すきっかけにもなります。実際に、これまで講座に真剣に取組んでくださった方の多くが、新たな価値観を得ていただきながら、ご自身の心の痛みの癒しにもつながり、気持ちが楽になったり、人生に大きな変化をもたらした体験をされています。
自分が体験したことがないようなグリーフを疑似体験できるワークや、今は亡き大切なひとの気持ちを少しでも理解するためのワーク、セルフケアワークなど、20種類以上のワークを用意しています。多数のワークを保持していることで、実際の現場において、相手の方のグリーフに応じた手法を使うことができ、哀しみを癒す助けとなります。
今「グリーフケア資格」を持つ人はたくさんいます。それは、自分の身の回りの方をサポートしたい、あるいは、職場で様々な方と関わるときにグリーフケアの知識を活かしたいと、学ばれた方も多いかと思います。しかし、グリーフを抱えた方々が想いを語りあい「わかちあえる場所」を開いている人はわずかしかいません。私たちはそこに大きなギャップを感じています。だからこそ、当協会のグリーフケア講座では「誰かの哀しみに寄り添えるひと」になること、そしてもう一歩先の「実際にグリーフケアカフェやサロンを開けるひと」になることも目指しています。
「グリーフケアカフェ」や「グリーフケアサロン」をつくるためのサポートとして…
・カフェやサロン運営の流れ
・チラシ制作や参加していただく方々の導線の作り方
・SNSの活用法
・HPやイベントページの作り方 など
すべて伴走します。
初級「グリーフケアワーカー」、中級「グリーフケアマイスター」、上級「グリーフケア支援士」の3つの資格を取得することができます。また、資格を取得することがゴールではなく、日々寄り添う力を研鑽していけるように、資格取得者同士が情報交換できるコミュニティもありますので、資格取得後も継続的なサポート、フォローをいたします。
企業等の様々な組織内で、グリーフを抱える人に寄り添う
グリーフケアは、社会的なニーズがとても高まってきています。近年、企業においてメンタルヘルス対策が活発しておりますが、同時にグリーフケアに対する対応も求められてきています。企業等がグリーフケアについての理解と対策に取り組むことは、従業員の仕事の質や生産性にも大きく影響するため、多くの企業が重要視し始めており、グリーフケアに深い理解を持つ人材の育成に取り組み始めています。組織の中で活躍できる場面が今後ますます増えていきます。
医療従事者および介護の専門職に携わる方、また葬祭社・宗教関係の専門職
医療や介護に従事する方は、患者さんや利用者さんが最期を迎える際に、どのような寄り添いをすればよいか、また、ご家族への言葉掛けや関わり方にも自信が持てるようになります。
葬祭業者や宗教者の方は、ご遺族への対応や関わり方、寄り添う姿勢を実践に生かすことができます。
身近な方に寄り添いたい、地域で活動したい
新たなキャリア(当協会の関連組織や個人事業)
グリーフケア支援士の資格を取得された方は、グリーフケアに携わる方々を支援できる力が身に付きます。そのため、後進となる方々を育成したり、指導したりすることで、それを仕事にして新たなキャリアを手にすることができます。また、当協会の関連組織や個人事業の形で、グリーフケアを仕事として展開することも可能です。
深い哀しみを癒し、再生と希望に導く、スペシャリストになる ※約2か月間