アンバサダー

 
「真のグリーフケア」を いつでもどこでも 哀しみを抱える方の元へ届けられるように


アンバサダーとは?

アンバサダーは「オーセンティックグリーフケア協会」の描くビジョンを、共に手を携えて創っていく同志です。


活動内容

以下の活動について、可能な範囲でのご協力をお願いしております。

アンバサダーとしてご活動いただいている「みなさまの声」をお聞かせください。是非とも当法人のホームページでご紹介させてください。みなさまの想いが、より心豊かな温かい社会を創り出していく力となります。

広報宣伝用の「リーフレット」等を、ご自宅に郵送させていただきます。

多くの方に活動をご認知いただけるよう「お住いの市役所」「病院」「介護施設」「葬儀会場」「飲食店・カフェ」等にリーフレット等を設置させていただけないかご相談に伺う等、お願いしております。また、私たちのメンバーの一員として「アンバサダー名刺」を発行することもできます。

講演会やイベント等における「企画運営サポート」「ゲスト出演者としてのご協力」「集客や当日の受付・準備」「お客様の誘導」「撮影」等を可能な方にご協力をお願いしております。

ショート動画等の広報宣伝用に使用する「動画制作」のご協力や、SNSやブログにて、ご自身の想いと共に「活動のご紹介」等をお願いしております。
※ハッシュタグは「#オーセンティックグリーフケア」


アンバサダーの特典

講演会やイベント等へ「無料ご招待」のプレゼントをいたします。

年に一回程度「活動報告会(対面/オンライン)」および「交流会」にご招待いたします。


アンバサダーとしてご活動いただいている「みなさまの声」

黒川 幸枝さん(内科医/石川県)

一人でも多くの方に知ってもらいたい


14歳の頃、自らの病をきっかけに人の心と体について考えるようになりました。心が健やかでなければ体が健やかであることが難しく、体が健やかでなければ、心も弱くなってしまう。人は、この肉体に心が宿っている存在であることに気付きました。肉体の治療、病を診る事は大切なことです。けれどもそれだけでは、私自身は、救われる事はありませんでした。現代医療の枠組みの中では、加齢や病による肉体機能の喪失、生命や健康を失うことの悲しみに十分に向き合われているとは言えません。2024年元旦に石川県の能登半島は地震を経験しました。同年9月、復興支援ボランティアとして豪雨後の能登を訪れました。かつて度々訪れた能登半島の豊かな自然の美しさは、見る影もなく、身動きが取れないほどの衝撃を受けました。災害による精神的なダメージを受けた私を救ってくれたのが代表理事である元原夫妻でした。その後、立ち直ることができ、仕事の休みの日に、復興支援ボランティア活動に参加しています。お一人お一人の心に寄り添いながら、喪失体験に向き合い、その中から希望や再び立ち上がる力を呼び覚ましてゆく真のグリーフケアは、今の時代に求められているものだと思います。一人でも多くの人にこの活動を知ってもらいたいと思い、アンバサダーとして活動しています。


野村 さとみさん(介護士/愛知県)

温かな社会を目指して


二十歳の時に、人生で初めて大切な人を亡くす経験をしました。母との死別でした。息を引き取り、肉体が少しずつ冷たくなっていくのを恐る恐る受け止め、死を受け入れた記憶があります。温もりを感じる事も、声を聞く事も出来ない、もう此処には居ないという深い悲しみと喪失感でした。今は有料老人ホームで日々、介護士として利用者様との大切な時間を過ごしています。限られた時間の中で、お一人お一人の人生に触れて学ばせていただくこともあれば、自分と同じように、様々なグリーフを抱えながらこれまで生きてこられたことを感じることもあります。そうした時に、介護現場において、私たちスタッフの関わり方によって、癒えていく心の痛みがあることを知り、改めてグリーフケアの大切さを感じる日々です。生きていれば、向き合わなくてはならない様々な悲しみが押し寄せてきます。それでも人生は進んでいきます。孤独や絶望を抱えながらも生きていかなくてはなりません。一人では抱えきれないような深い悲しみを受け止め、温かな心で寄り添える人を介護の現場に増やしていきたいのです。そして、哀しみに寄り添ってくれる人や場所がある事を、もっと多くの方々に知って頂きたく、グリーフケアのアンバサダーとして活動をさせて頂いております。実際の活動としましては、介護施設でのグリーフケアの実践、また、地域の役所や病院、葬儀場等をまわり、リーフレットの設置などをお願いしております。アンバサダーとして、私自身もこの団体の一員となって活動させて頂けることをとても嬉しく思っております。これからも胸を張って頑張って参ります。


西川 あすかさん(「こころのケアサロン」代表/神奈川県)

「天使ママ・不妊に悩む女性のためのこころのケアサロン」ホームページ https://kokoronocare.crayonsite.info/

理念に深く共感しました


私はこれまで3回流産でお腹の中の子どもを亡くす経験をしました。世の中から見ると、この子たちの存在は認知されず、哀しみを表に出すこともできずに何でもないふりをしながら過ごしてきました。ですが、グリーフケアカフェに参加させていただくようになって、少しずつ自分の喪失体験を話していく中で、私は自分の気持ちに蓋をしていただけで、まだ哀しみは癒えていないままだったと実感しました。つらかったことを認めたくなくて平気なふりをしてきたのだと思いました。本当の意味で癒されたのは、やはり自分の哀しみと向き合うことができたときでした。こちらのグリーフケアに希望と勇気をいただいたと感じています。私は今、流産や死産、そして子どもができずに悩んでいる方のお心が癒され、希望を持って人生を送っていただきたいと思い、「天使ママ・不妊に悩む女性のためのこころのケアサロン」という場所を立ち上げています。自分の体験を通して誰かの苦しみを受け止め、サポートさせていただきたいと思っています。また、私自身もグリーフケアを学んでいる最中で、寄り添いのあり方をこれからも学び続けていかないといけないと思っています。こちらの「真のグリーフケア」の理念に深く共感しておりますので、そういう意味でも、アンバサダーとして活動させていただけることは、自分自身の活動をしていく上での励みにもなっています。また、アンバサダーとなったことで、志を同じくした仲間たちと出会うことができ、互いに連携したり、支え合う事が出来ていることにも感謝しています。これからも自分にできることを協力させていただこうと思っています。


 森本 宣子さん(主婦/埼玉県)

頼りたいときに頼れる場所がここにあります


30年ほど前のことになりますが、流産を経験しました。生まれてくると信じて疑わなかった小さな命。昨日まで当たり前に私のお腹にいたのに。私のお腹が温かくなかったのかな。ちょっと無理して仕事をしていたのが悪かったのかな。「ごめんね、ごめんね」と自分を責める日々。喪失感により心を閉ざしていました。周囲の慰めの言葉や優しさも心に響きませんでした。そんな時、過去に流産を経験したという年配のご婦人に出会いました。その方とお話するうちに、氷が溶けていくように、少しずつ心が和らいでいきました。当時はグリーフケアという概念はなく、たまたま同じような経験をされたその方と出会えたのは奇跡でした。その後、2年ほどして長男を出産しました。子育ては思うようにはいかずイライラの連続。それでも、「ただ生まれてくれただけでいい、ここにいてくれるだけで幸せ」という思いで子育てをできたのは、やはりこの経験があったからだと思うのです。30年近く経った今でも、天国で見守ってくれているかなあと思い出すことがあります。人生にはいろいろなつらい出来事や悲しみに直面することもあります。そんな経験をしたからこそ相手の心の痛みを自分のことのように思える、悲しみに寄り添えることができるのではないかなと思うのです。つらい思いを抱えいらっしゃる一人でも多くの方に、心の痛みに寄り添ってくれるこのグリーフケアの場があることを知って頂きたいです。頼りたいときに頼れる場所がここにあることを知って頂きたいと思い、アンバサダーとして応援しております。


 青木 奈月さん(主婦/愛知県)

私のように多くの方が哀しみを癒せるように


私は5年前に母を、そして1年半前に主人を亡くしました。父は10年以上前に亡くなっていて、祖父や祖母も亡くなっていて、親戚との付き合いがあまりなかったこともあり、周りに頼る人がいませんでした。残された家族は、私と小学生と中学生の息子たち2人で、子どもたちの将来のことや経済的なことを考えると、不安で心が押しつぶされそうでした。葬儀の時も悲しむよりも今後の生活のことで頭がいっぱいでした。その後も慣れない相続の手続きが続き、心は疲弊していました。グリーフケアに出会い、哀しみは徐々に癒えていきました。死別は誰もが経験することですし、死は避けられないものなので、多くの方にとって必要な活動だと思います。それにこうした活動が広がることで、地域の中で温かな繋がりが生まれたり、グリーフを抱える当事者の生きる支えとなる場所になるため、心身のケアに結びついていると思います。様々な背景に潜む孤独を拾いあげてくださる活動に少しでもお役に立ちたいと思いました。私のように多くの方が哀しみを癒せるように願い、アンバサダーとして活動しています。